Wasteland2 RP風プレイ日記 part-2
2 犬肉と謎のロボット
前回までのあらすじ
任務中に殺されたデザートレンジャーAce隊員の任務を果たすべく派遣された新米レンジャー4人。そこにかつてAceの仲間だったというベテランのAngelaが加入したのだった。
radio: レンジャー・チームエコー、聞こえるか。こちらHQ。
はーい。聞こえてますよー。
radio: よろしい。この無線は任務中の君たちの命綱となる。任務中は常に回線を開き、進展があれば逐次報告すること。では健闘を祈る。
さて、まずはAceの死体があがった現場の調査からだっけな。
一行は進路を東に、最初のラジオ塔へと足を向ける。
結構歩きましたね...水、残り半分くらいです。
お!あっちにオアシスが見えるぞ。あそこで休憩と水の補給だな。
待ちなさい、こっちに向かってくる人影があるわ。敵性だけど、人数は少ないわね。ここで迎え撃つか、迂回すれば見つからずに進むこともできそうよ。
ウオオ...テキ...コロス...
そうだな、姉御の感知が正しければ人数も大したことなさそうだし、準備運動でもしておくか。初めての実戦だしな。ここで経験しておくのも悪くない。
ふふ、若いっていいわね。じゃあ、迎撃しやすい位置に移動するわよ。盛大に歓迎してあげましょう!
・・・
いやー、楽勝でしたね!無傷ですよ無傷!
つっても、ほぼほぼ姉御とコイツの手柄だよなあ。いやー銃って意外とあたらねえもんだなあ。
テキ、コロシタ!
いっそリーダーもお二方のように近接武器に持ち替えて敵に突撃したらどうです?うちの部隊に弾を無駄にしてる余裕は無いはずですが。
うるせえな!お前だって遮蔽物に隠れてうろちょろしてただけじゃねえか!
まあ正直、誰か怪我してくれないと僕の出番が無いんですよね。
(Vargas...これ人選ミスじゃないかしら...)
〔ラジオ塔周辺〕
こちらエコー・ワン。目的地に到着しました!オーバー。
radio: 了解した。引き続き任務を続行してくれ。オーバー。
これは...血痕...ですね。
いきなり物騒だな。Aceのか?
わかりませんが、この血痕をたどっていけば、何かにありつけるかもしれません。おや、まだなにかありますよ。
そのバッジはAceの...!
...そいつは姉御が持っててくれ。任務が終わったら家まで届けてやろう。
ああ...Ace...どうして私を一緒に連れて行ってくれなかったの...私がついていてあげたらこんなことには...
(おい、姉御ヒスってんぞ、どうにかしろよ)
(ええ!?僕がですか?)
(もしかしたら二人は深い間柄だったのかもしれませんね...あーん悲恋)
Spyke: 待ちなあ...ここを通りたきゃ、金を払うんだよお嬢ちゃんたち
断ると言ったら?
へっへ、ひどい目にあうぜ。その可愛いお顔を二度と見れねえ代物にしちまうぞ。そして死体は俺の犬のエサにしちまうのさ
ハッ、てめえにくれてやる金なんて...
ああ?何か言ったかクソムシ。ずいぶん美味そうな犬を連れてんなあおい?それはあれか?貢物か?その可愛いチワワを食われたくなきゃとっとと消え失せなゴミクズが
は、はあ?ちょ、ちょっと待ってくれ、悪かったよ。悪かったから犬を食うのはやめてくれ。小さい頃から一緒に育ってきた相棒なんだ。俺の秘密の宝の隠し場所も教えるから勘弁してくれよ!
やだ姉御めっちゃ口悪い。
~♪(シャベルで穴を掘っている)
攻略TIPS
Smart assで追い払うと何ももらえないが、Hard assで追い払うとアイテムが隠された場所のMAP情報をもらえる。
どうやら血痕はこの洞窟の奥まで続いてるようですね。
うー、暗いよお。
おい待て!何かいるぞ!
カエル...?いやしかし、こんな大きいのは今まで見たことが...
言ってる場合か!こっちにくるぞ!迎撃体制!
: グオオオオオ
くっ、素早い!
撃て!撃て!
...!
わーん、早い上に硬い。当てたのにまだ倒れないよお。
しぶといカエル野郎だな...って、あっ!?
カエルは長い舌を使ってMarlboroのアサルトライフルを器用に掠め取った。
何ボサッと突っ立てるんですか!
コイツ...私の銃を盗り...いや、食いやがった!
・・・
ふうっ...なんとか倒せたわね。
誰かさんが途中で丸腰にならなければもう少し楽に倒せたかもしれませんね。Roseさん、動かないでください、傷の手当をしましょう。
ふええ、こいつ初手からいきなり近距離に弱い私に距離を詰めて確実に殺りにきたよぉ。
な、なあ若葉、私の銃は...
ええ、死体から無傷で回収できました。ちょっとべたついていますけど、発射は問題なさそうですよ。
ごめん、いいや。姉御、悪いんだけどそれ、解体して何かの足しにしてくれ。
待って、奥に何かあるわよ。これは...私たちが探していたリピーターユニット!そして...
洞窟の奥には、壊れたロボットの残骸、そしてAceの手記の1ページが落ちていた。
...こちらエコー・ワン。
radio: 状況を報告しろ、エコー・ワン。
装置を無事発見した。ロボットの死体もな。
radio: 何!ロボットだと?そうか、もう15年近く見てなかったが...そいつはSynthで間違いない。
何だいそりゃあ?
radio: 詳しいことは追って話そう。今は任務を優先するべきだ。作業の必要な残りの二つの場所へ向かってくれ。HighpoolとAGセンターだ。順番はどちらでもかまわん。通信終わり。
このクソロボットがAceを...!
姉御、さっさと任務を終わらせて基地へ帰ろう。私はなんだか、嫌な予感しかしないぜ...
・・・
それで、次の目的地はどこなんです?
どちらからでも良いと言われましたよね。でしたら、AGセンターへ行きませんか?確か僕の知り合いがそこで働いてるんです。
ああ...OK。じゃあ次の目的地はAG(農業)センターだ。
・・・
見えてきました。まもなく到着ですよ。
radio: ...事態!緊急事態!ザザッ...こちらはHighpool...現在レイダーの...襲撃を受けてい...すでに数名の犠牲者も...至急救援を...こちらはHighpool...ザザッ
!!!
radio: 聞こえたか、チームエコー。今現場から一番近い位置にいるのは君たちだ。すぐに向かってくれ。
チッ、少し逆戻りする羽目になりそうだな。水は足りそうか?
ギリギリってとこですねー...
エコーワン、現場に急行するわ。
・・・
もうすぐHighpoolだな。全員、銃の手入れをしておけよ!
radio: ...ザザッ...誰か!誰か助けて!私はAGセンターのKathy Lawson!いまAGセンターは植物に襲われているわ!!このままじゃ全滅してしまう!今すぐ人を寄越して!
...は?