パーキー・パットな日々

大学生・書店バイト・うだつのあがらない日々・主に趣味の話を

暴力的な赤ずきんってやっぱバレッタだよねえ Dragon Fin Soup 他

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個人的に今月のPS+の目玉であった龍ヒレ。

JRPGを意識した海外インディー発のローグライクRPGと評判でした。シレンシリーズとかやってない身としては、このローグライクって言葉さえあまり耳にしない言葉なんで、どういう意味なんだろう?って気になって調べてみました。

そもそも「ローグ」っていうゲームがこういうタイプ、つまりランダム生成ダンジョン、ターン制、キャラクターの死=データロスト、食料問題等々、つまるとこシレンみたいなシステムのゲームの先駆だったようで、そこからローグライクと呼ばれるようになったみたい。シレンはやったことないけど、これで思い出すのはPSのバロックかな。

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 ▲いちいち殺すだの抹殺しろだの物騒な言葉が飛び交う世界。好き。

酒好きで暴力的な赤ずきんって設定や世界観なんかは好きなんだけど、いまいち不親切なところが多い。まず何よりミニマップの見難さ。操作周りもちゃんと説明書読んだ方がいいかも。スティックで移動せずに方向だけ変えられるってことに気付くのに数時間かかりました。

不慣れなうちは歩き回ってて気が付いたら死んでる。何が起きたのかよく分からない(実際は体力の減ってるのに気付かずワナ踏んでたり敵が側にいたりしてる)って状況も多発するでしょう。ダンジョンとおなじノリで街にある木を切り倒したら公共物損壊で罰金をとられいきなり借金を背負わされたこともありました。でもそんなことでへこたれはしない。アイテム拾うの楽しい!レベル上がって新しい武器装備できるの楽しい!

って感じで楽しんでいたのですが、バグ、というかエラー吐いて強制終了する場面が多すぎて。。。初回プレイのうちに2回、SS撮ってなかったこと思い出してもう一度最初からやり直したデータでも2回、計4回くらい出くわしました。どちらも序盤も序盤、レベル10に達する前までに。ランダム生成ダンジョンっていう特性上、一度手に入れたアイテムもセーブ前にリセットされてしまえば、もう一度同じダンジョンに入ったからといって手に入るわけではない。これがスッゲー萎えました。

だから肝心のクラフト要素もまだ堪能してない!あとストーリーモード以外は試してないからわからないけど、これ死んだらリセットされるチャレンジモードとかだとどうなるんだろう?さすがに怖すぎて手が出せない。後々解放されていくこの赤ずきん以外のキャラクターのストーリーとかも気になるんだけど、今のとこパッチきて安定性向上したらまた始めてもいいかなあぐらいのやる気なんで、あんまり前向きとは言えない。。

 

Huluに女子ーズが来てたので見てみました。

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まあ絶対に自分で劇場まで観に行こうとは思わない作品だから、こういう機会でもないと観ないのは事実。有村架純ちゃんが大好きなのでという理由しかないけれど、まあその期待を裏切らない可愛さではありました。というか可愛い女の子を観るための映画でしょうな。。。ユルい笑いと、可愛い女の子だけで成立させてる映画です。いや元からそれ以上を期待してる人なんていないんでしょうけども。ストーリーもテーマも何もあったもんじゃない。いきなり苗字を理由に指名されて、用事よりも戦いを優先しろよなんて言われても無理なもんは無理でしょっていう。ただただ桐谷美玲可哀想としか。映画の中では黄色の子がいちばんよかった。

この映画だけで一本ブログ記事書ける人はめちゃくちゃ文才あるなと思いました。

ばばばばん本屋大賞2015発表

たまには本屋らしいことでもしよう。(個人的)本屋大賞発表!

いやー胸を張って本屋大賞て言う為にバイトしてるようなもんですよ。

 

今年の大賞は、、、波よ聞いてくれ

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みんな大好き沙村先生。正直むげじゅうは最後まで読んでないけど、ブラッドハーレーとかめっちゃ好きです。ハルシオンランチの時からあれ?ギャグいけるじゃん、て信じてました!

ラジオを題材にした漫画ということで、小学校時代からラジオと育ってきたAMボーイとして捨て置けない!と発売日に購入。

ダンジョン飯、だがしかしらを抑えて(ぶっちゃけまだ読んでない)ベテランの貫禄を充分見せつける結果となりました。おめでとう!で、2巻いつ出るんですかね。

 

小説部門は、、、うーんやっぱりアレックス?売った数で言えば正直うんざりするほどだった火花が間違いなく一位ですけど。というかあんまり新刊読んでないっす。

 

 

こんなに面白いのに何で読まないの? 老人と宇宙(そら)

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タイトルだけは知ってた。タイトル見た感じで、ヘミングウェイ老人と海を意識してるんだろうなってのは思ってて、ちょっと食わず嫌いしてたんだけど(もちろんヘミングウェイのも名作だよ?)いざ古本屋で見つけた時に表紙を見て、あれ?思ってたんと違う。。。っていうか原題は全然ヘミングウェイじゃねーじゃん!

後ろのあらすじを読んでまたびっくり。75歳のおじいちゃんが志願して宇宙へ赴き、コロニー防衛軍として戦うってんだから。オイオイオイ、と。

祖父祖母と同居してておじいちゃんおばあちゃん大好きっ子の私としては、そんな老体に鞭打たせるような暴挙は悲しくなってくるっていうか、ちょうどうちのおじいちゃんが75くらいなのね。絶対無理。

 

そんなこんなあって読み始めた本作。珍しく一気読み。

何せ素直に面白い。笑わせ方もすごく好みで、小説で声をあげて笑ったのって何年振りだよってくらい。クソッタレのくだりとかほんと爆笑でした。

簡単に説明していきますけど、そもそもコロニー防衛軍は75歳以上しか募集していませんでした。それには理由があって、そんでもってその募集に応募が殺到しているのも、そこに入隊すれば「若返る」ことが出来るから。年齢を重ねて身体も衰え、あとは死ぬのを待つばかり、なんてご老人方が再び若さを取り戻すためにこぞって入隊していたのでした。みんなは「身体を新しく換装」するもんだとばかり思っていたんだけど、そうじゃなくて意識を新しい身体に載せ替えて脳みそも身体も丸っと別の(ただし自分の遺伝子からつくられたクローンを改良したもの)ものにしてしまうという大胆不敵なものだった。若返った老人たち(しかも、皆もとよりイケメンや美女に改造されてる)がまず最初にしたことといえば、そう、セックス。若返ってから入隊するまでのわずかな時間、誰彼構わずサルのようにセックスに耽るのでした。

そんでもって主人公のジョンも晴れて若い身体を手に入れて入隊。宇宙の植民地を巡って、様々な宇宙人たちと人類のために戦うことになる。

スマートブラッドという彼らの新しい身体に流れる便利な血、自由にライフル弾、榴弾、火炎放射なんかを切り替えて発射できるという銃(これはちょっとやりすぎな気がした)、意識中で会話やデータのやりとりを行える脳内デバイス等、未来戦争ガジェットもバッチリ押さえてあるし、出てくる宇宙人もバラエティに富んでいる。個人的にはあまりにも主人公属性が強すぎる気がしたけど、まあこのへんはしょうがないよね。ラノベだもん。SFなんてラノベですよ?だからみんなもっと気軽に読んでイイんだよ。

各所で言われている通り、ハインラインの「宇宙の戦士」の影響を色濃く受けているらしい。せっかくだからハインラインのそれもすぐに読んでいろいろ対比させながら書きたかったけど、持ってたはずのあのダサカッコイイ表紙が本棚ひっくり返しても見当たらず、ちょっと断念。どこにやったかな。。。

ハインラインは確か実際の戦争経験を基にして書いたんだっけ?その点こちらは戦争は経験しておらず(作者さんの写真見る限りまだ若い)、経験によって書かれたものを基にして描かれているので、経験の二次創作とも呼ぶべきものであり、当然エンターテイメント性が前面に出てくる。だって僕らは映画やゲームでしか戦争を知らないんだもん。

読む前に想像していた、戦場に老人の断末魔が響き渡るというような悲壮感も無し(これはこれで読んでみたい気もするが。笑)で、周りにも安心してオススメできるよ。小難しい話も無し!SF読みたいって言ったらいきなりディアスポラをオススメしてくるようなヤツとは友達やめるべきだよ。

敢えて言うなら、宇宙に出た人類がどうやって自分たちを相対化するのか、身体を新しくするという行為にあたってのアイデンティティの問題とかあるけど、サラッと触れるだけだし、頭空っぽにして読んでも問題なし。あと無条件で友好を唱える平和バカが宇宙人に惨殺されるシーンがあるので、戦争反対!9条!とかいう友達に読ませるのはあんまりオススメしない。

続編があるのでもちろん買って読むつもり。

 

パソコンがお亡くなりになられたかもしれぬ

起動時に?????みたいなエラーを吐くようになって、ラプラスが文字化けするようになってしまった。なんじゃこりゃと思っていろいろ復元を試してみるも成果なし。

iTunesの中身を移して、本格的な初期化も検討しつつセーフモード立ち上げようとしたら画面に何も映らなくなってしもうた。

おーおーおーもう直ぐFO4の日本語くるってのになんてタイミングだい。

でもまあもう4年以上戦ってるパソコンだし、FO4はウルトラ設定だとカクついてたし、買い替え時なんかな。ってことでいろいろサイトを巡ってパソコンを物色。

まあやっぱり最初に見に行ったのはAlianware。ノートは今まさにこれを書いてるMacbookがあるから要らんのだけど、あのでかい三角形のやつ、欲しいけど置き場がなあ。ちっこいデスクトップのやつもいいなって思うんだけど、とりあえず新しくするならTITAN Xくらいは積みたいよなあってことで断念。BTOとか見てるけど、TITAN積むだけで軽く30万は行ってしまうんだな、、、

悪い部分の方が多いと思うんだけど、何故かクセになってる Breach & Clear : Deadline part2

差し迫るストーリーもないので他ゲームや勉強の間に気分転換にちょこちょこ遊べるのが嬉しい。

合計5時間ほど経過したところで思った点をいくつか。

 

・弾薬の重要性を舐めてた

 敵はリスポンしても弾薬箱はリスポンしないのでなにも対策しないといつの間にか弾薬切れになる。弾薬箱から手に入る種類もランダム?ぽいので、AR弾が欲しいのに満タン近いSR弾ばかり手に入ると本気で困窮する。ひょっとして隊員全員に同じ種類の武器を使わせるのは愚策か。(総所持弾数は部隊で管理してるため)

 

・細かいバグの散見

 進行不能になるような致命的なものにはまだ出くわしていないものの、細かいバグには何度か遭遇した。例えば、移動指示を出したとき、通常はその地点まで障害物を避けながら自動で移動するのだが、障害物に引っかかって全く動かなくなることがある。個の場合個人ではなく部隊指示を出すことで解決する場面が何度かあった。他、戦闘に突入した瞬間、戦闘エリア内に入り損ねたマードック一人が全く命令を受け付けなくなり、奥からやってくるゾンビに手も足も出せず(出さず)に屠られる事態が発生した。マードックの呆然自失状態をどうにかしようとあれこれしている間に気がつけばペックが死に、SMGを撃ちつくしてハンドガンで必死に応戦しているバラカスと体力赤の大佐がいた。全滅を悟った。

 

・敵リスポーンの不可思議

 敵がリスポンすることは先に述べたが、このリスポーン間隔がいまいち不明。時間制なのか?セーフティハウスにFTすると必ず周辺に数体湧いている。また、移動中に突然目の前に湧くこともしばしば。ローディングの問題なのかリスポン間隔の問題なのかわからないが、驚くので止めて欲しい。

 

・アイテム収集の楽しみ

 武器にはアタッチメントスロットがあり(最大3?)この初期スロット数がランダムであるのを確認した。つまり、同じM4でもアタッチメントを3つ装着できるM4と、全く装着できないものとがあるのだ。こういうの燃える人いるでしょ。あと、レアリティに応じて名前の色が変わって表示されるのも地味にうれしいね。

 

・やっぱり人間が怖い

 ゾンビモノにありがちな展開が、最終的に一番怖いのは人間である、ってやつなんだけど、やっぱりこれもそうで、ゾンビと同じような感覚で戦線を押し上げていくと普通に殺される。ゾンビvs人間の敵vs大佐たちという三すくみの戦いも珍しくない。そのときも大抵人間がゾンビを全滅させるのを待ってから動き出す。

 

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 ▲探索を終えて戻ると拠点が悪党に襲撃されていた!

ダンジョン探索で、階を移動して戻ってくると敵が復活するのはまだ良いとして、ドアまで復帰するのが地味にいらつく。毎回蹴り開けるのめんどいんじゃ!

と、なんだか不親切な部分は目立たないわけじゃないけど、次回作もこの路線で行くならもっと良い物ができるはず。それには期待しようと思えるくらいには楽しいですこのゲーム。

XCOM2がキタワァ 他

気がつけばすちむのトップにXCOM2が!!

来年2月発売で確定ぽい?

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こんなん絶対面白いに決まってますやん。。。

 

FO4はとりあえず手探りの一周を終え、悪人プレイの二周目も終盤にさしかかったあたりでひと段落。日本語来たら今度は拠点とかしっかり作りこんでじっくりやろう。

とはいえ、このクラフト要素とハクスラ、そしてレベルキャップ廃止のおかげでリプレイ性が失われてしまったのも事実。色んなキャラを作って色んな遊び方をするというよりも、一つのキャラ、一つのデータをじっくり遊び尽くすようなゲームデザインになってしまった。個人的には前者の方が好きだったかな。このゲームの良さは、一つの世界で色んなロールプレイを行えるという点にあったわけで(それを自由度って言うんだよ)、まあその辺はもしかしたら調整MODが出てくるかもしれないけどね。

これと同じ現象が起きてたのがソウルシリーズ。

デモンズ、ダークの頃は低レベルでもやりくりできるようになっていて、いかに無駄を排したビルドを行うかっていうのが楽しかったのだ。そりゃもう使用する武器にごとにキャラクターを作り直したりしてた。初心者狩りのために低レベルで強い武器を手に入れるために走り回ってる頃が楽しかったのだ(初心者狩り自体は結局しなかったんだけどね)。人によってはそっちの方が俄然面倒臭そうに思えるかもしれないが、あれだけ楽しみにしてたダーク2を一周しかやらなかったのは、キャラクターのステータスを振りなおせるアイテムが出てきたから。もうそれは私にとってはゲーム性の否定にも等しい所業であったのだ。更にレベルではなく経験値取得量マッチとかいう意味不明のそれも拍車をかけた。レベルを上げるのが当然みたいな難易度設定もいらついた。

ブラッドボーンは世界観がドストライクのおかげもあって今でも遊んでる。聖杯システムがそれを邪魔しているけど、キャラクターも神秘以外初期値のキャラとか脳筋とか複数作った。

要は、延々と遊べるゲームなのか、何度でも遊べるゲームなのかの違いなのだ。

前者はFO4やブラボみたいに、自分の成長に合わせて敵が強くなるというバランスのとり方。レベルはカンストし、目指す強さは同じところに行き着いてしまう。後者はFO3とかNVとか。色んな成長の仕方があって、それに付随した色んなプレイが生まれる。ロールプレイという点では後者の方があってると思う。

FO4を批判してるんじゃないぞ、どちらかといえば絶対面白いから君も買うんだ。

 

Outlastクリア。攻略サイトとか使わずに所要時間は3~4時間ほど。

まあその倍以上に感じる3時間だったけど。

途中から段々主人公も精神的におかしくなっていく描写すき。

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今、改めて見直すマイノリティ・リポート

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Huluでドラマ版マイノリティ・リポートの配信が始まりました。

知らない人のために説明しておくと、原作はみんな大好きPKDの同名短編。これを2002年にスピルバーグが映画化してヒットした。そのドラマ版ということで、誰しもが「何故今更?」と思ったに違いないが、映画同様にスピルバーグが監督を務めるということで、ふーん、そんじゃ見てみるか、と普通なるよね?なるよね?ところがどっこい本国では視聴率最下位で当初13話予定だったのが10話に切り詰められるという事態に陥る。あれ?日本でいうとHEAT並みってこと?

嫌な予感はしつつも、とりあえず見てみることに。

一応、映画も小説も知らないという人のために軽く説明しておくと、舞台は近未来。三人の未来予知能力者の力を使って、これから起こる犯罪を未然に防ぐ犯罪予防局のおかげで殺人事件の件数はほぼ0になり、安心して生活できる社会になっていた。

主人公アンダートンの役柄は小説と映画で若干変更されているのだけれど、この犯罪予防局で働いていることに変わりはない。ある日、自分がこれから人を殺す未来殺人者と断定されてしまう。ところが、その殺す相手の名前には覚えが無い。名前も知らない人を殺すわけがないのだが、未来がそう予測されてしまった以上彼は今までとは逆転し、犯人として追われる立場になってしまうのだ。

映画版においてはこの犯罪予防システムは最後には崩壊してしまう。システムに問題があったのではなく、いつだってそれは人間側の問題なのであるが。

ドラマの舞台はそこから数年後。再び殺人事件が発生するようになってしまった世界。殺人が起きた現場で、事件を未然に防ぐことができた時代を思って嘆く刑事と、システム崩壊後から隠遁生活を営んでいた未来予知能力者(プリコグ)の一人が出会うことで始まる。

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 ▲一番面白かったシーン。自撮り(セルフィ)ドローンではしゃぐ子供。

  未来でまでこんな文化が続いてるのかと思うと頭が痛くなりますね。

ざっと第1話だけ見た感想。「うーん。。。」

映画のファンとしておっ!と思うところはありました。劇中でアンダートンに扮したトムクルーズがクルクル回して見せる空気銃が何気に登場してます。映画のあのシーンはマジでかっこいいから見て欲しい。

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あとはなんというか、まだ第1話だからかもしれませんが、微妙。掴みは失敗してる気がします。

そもそもとして、ディックの原作とスピルバーグの映画の時点では、この犯罪予知は疑問視されるべきものとして描かれていると思うわけです。小説ではアンダートンの後釜になるウィットワー君が、映画ではこの未来予知に反対する人物として登場するのもそういうことだと思ってましたが。「起きてない犯罪は裁かれるべきではない」って、我々の目になってくれるキャラクターとして登場したはずです。(殺されたけど。笑)

この未来予知ってのは今に現実でも行われている「情報」を集めるという行為の最終系だと思うんですよね。色んなことが誰かに監視されている時代。ビッグデータってやつ。そういうのが進みすぎるとこういう社会になってしまいますよってのが出発点だった気がする。っていうのが私の見解なわけですが、またそこを掘り返すっていうか、なんと未来予知崩壊後の新しいシステムとして様々な情報をもとに未来を予測するシステム「ホークアイ」なるものも登場。おいおい!ちゃんとメタれよ!

あれ?スピルバーグ続投なんだよね?ええ?ひょっとしてスピルバーグ的には「未来は変えられる」っていう明るいけどクソの役にも立たないポジティブメッセージだけの映画だったの?

まあ、結局のところ私はコケた原因って、「遅すぎた」の一言に尽きると思うんですよねえ。。。

 

追記

そういえば「高い城の男」もドラマ化にあたって、ナチスの紋章をつかった広告に対して苦情云々ってニュースが少し前にありましたね。ドラマ自体はまだ見てないですけど。

ひょっとしてSFブーム、いや、ディックブームが来てる?

だとしたら次は水蜘蛛計画なんてどう?実際のSF作家登場させてさ!